桜田門外の恋データ

森五六郎-桜田門外の恋キャラクター⑤-

森五六郎-桜田門外の恋キャラクターファイル⑤-

「桜田門外の変」の切り込み隊長であった森五六郎。直允の五男として生まれる。碌高は三百石。桜田門外の変で傷を負った後、熊本藩邸に自訴する。文久元年に伝馬町の獄で斬に処される。血気盛んな藩士として本編にも登場し、情熱溢れる剣士として八千代と対立関係にあります。

ドラマの中では歴史と違った形で登場しているオリジナル色の強いキャラクターです。八千代との剣術試合もありますので、そこはお聞きのがしなく^^ 悪役として一味も二味もドラマに色を添えてくれています。彼が残したとされている和歌です。

「いたづらに 散る櫻とや 言ひなまし 花の心を 人は知らずて」
「露の身と おもへば 軽き花のゆき ちるべきときは やまとだましひ」
「白刃 飛雪と争い、仇を斬りて主恩に報う。今朝吾が事畢れり。芳臭は人の言うに任す」

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関鉄之助-桜田門外の恋キャラデータ④-

関鉄之助-キャラクターファイル④-

「桜田門外の変」の実行部隊リーダーであった関鉄之助。水戸藩にいた頃は群方の役人として、農民や名主などにすごく近い場所で仕事をしていました。水戸藩のお家柄として教育が普及していることもあり、農民層の間にも尊皇攘夷の熱は広がっていました。関はその教育の指導的立場にあり、農民兵の組織化なども仕事であったようです。

襲撃後は逃亡生活を繰り返し、味方だと思っていた藩からも追われる立場になります。最後にはつかまって処刑されるのですが、小説「桜田門外の恋」(著・吉村昭)では彼が主人公となってその下りが詳しく描かれています。獄中でこんな歌を残しています。

「よそめには うしとおもひし ひとやさへ いまは身をおく 世となりにけり」
「かれ残る すすきに風の 音たてて 一むら過ぐる 小夜時雨かな」


声優の中西さんが個性溢れるキャラを熱く演じてくれています。今後の活躍も期待^^

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井伊直弼-キャラクター③-

井伊直弼

今回のドラマ「桜田門外の恋」で一番の有名人であり、歴史上重大な使命をおびていた江戸幕府の大老。直弼は文化12年(1815)の10月25日、彦根藩第11代藩主であった井伊直中の十四男として生まれています。若い時は他藩の養子候補だったくらいですから、下の藩を継ぐ身分ではありませんでした。ずっと部屋住みの身だったのですが、瓢箪から駒ののような出来事が起こります。藩を継いだ兄の直亮に子がないため、養子となって彦根藩35万石の当主となることに。

彦根藩といえば、徳川家康の四天王の一人井伊直政の子孫にあたります。旧武田家臣を率いた「井伊の赤備え」で有名ですね。彦根藩は譜代大名の筆頭ともされており、また京都守護の密命を帯びていたとも言われています。他藩が京都に上って天皇を担ぎ出す危険を未然に防ぐ、そんな使命も井伊家にはあったようです。

直弼のほかにも何人も大老を出しており、江戸時代に任命された12名の大老の内、実に5人もが井伊家です。直弼が大老に就任したのはその極めて難しい時期でした。彼自身も最初から開明派ではありませんが、外国の脅威が目の前にある以上は諸外国と条約を結んで、いきなり武力侵攻してくることはない状況を作り出すほうを選んだのです。

しかし、頑迷な攘夷派への弾圧が不幸にも「桜田門外の変」を引き起こすことになっていくのです。そのあたりはドラマでも抑えてますので聞いてみてくださいね。直弼はまだ部屋住みの身分だった頃、埋もれ木舎でこんな和歌を残しています。そんな一面もある井伊直弼を賢プロの水内清光さんが力強く演じてくれています。日頃から鍛錬を怠らないすばらしい役者さんです。

「世の中を よそに見つつも うもれ木の 埋もれておらむ 心なき身は」

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有村次左衛門-キャラクター②-

有村次左衛門

今回のドラマ「桜田門外の恋」で唯一の薩摩藩士、そして八千代の想い人でもある有村次左衛門。モデルとなった人の本名は有村次左衛門兼清(変後に自刃。享年は23歳)です。大老・井伊直弼の首級をあげる活躍をした彼ですが、変で深手を負ったため逃げる途中で自刃しています。彼に兄が二人いて、次兄の有村雄介兼武も桜田門外の変の計画に参加。主に薩摩藩と水戸藩士との連絡役に当っていましたが、結局薩摩藩は約束していた京都に兵を挙げることはなく・・・失意のうちに切腹しています。

辞世の句ではありませんが、生前に有村は和歌を残していています。

「くろがねも とほらざらめや ますらをが 国のためとて 思ひ切る太刀」
「君が為め 尽す心は 武蔵野の 野辺の草葉の 露と散るとも」
「古郷の 花を見捨てて 迷う身は 都の春を 思ふばかりに」

薩摩藩の中でも腕利きだったらしいのですが、武芸だけでなくこんな一面も見せる若者でした。そんな人物の有村を、フィクションながら八千代との出会いの中でキャラクター化したのが今回の役です。強さと優しさを兼ね備えた、討ち入りにはやるだけの若者でない人物として描きました。どこか現代に通じる若者の姿でもないでしょうか?今回は声優の遠藤大智さんが個性的な声で熱く演じてくれてます。

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八千代-キャラクター①-

八千代(川西忠左衛門)

今回の主人公である八千代のモデルは二人います。一人は彦根藩きっての剣豪で、桜田門外の変でも勇敢に戦った二刀流の剣士・川西忠左衛門。もう一人は、井伊直弼の二女・弥千代(やちよ)です。実際の八千代姫は高松藩世子の松平頼聡に輿入れしています^^

二人の歴史上の人物を組み合わせて、できた八千代。激動の時代に生きる悲しき生を、まだ未熟な少女の心のまま過ごしていきます。現代のドラマとは少し違ったテイストのキャラも時代劇ならではないでしょうか。今回は声優の下田レイさんがハスキーな声で素敵に演じてくれてます。

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桜田門外の恋・第一話シナリオ後編

いよいよ始まる、ポッドキャストドラマ・初の大型連続時代劇「桜田門外の恋」

4/11(水)から始まるドラマ「桜田門外の恋」を前に、ドラマシナリオを掲載^^本編前にまずはシナリオで楽しんでみてくださいね~(エラーが出るので二部に分けました)

第一話 桜田門外の変~回想(後編)

♪4

   SE 雪の上を駆ける音

(BGM)

森「捧げまする、捧げまする」

   供回りのざわめき

供回り①「とまれ、近寄ることまかりならん」

森「そこにおわすは大老・井伊掃 部守殿と

お見受けいたす」

加納「訴状をこちらへ」

   SE 刀を抜く音

八千代「いかん、下がれ」

SE 空を切る音

森「国賊、井伊掃部。その首もらいうける」

八千代「狼藉者!」

   SE 刀を受ける音

   SE 短銃の音

   SE 駕籠が倒れる音

   水戸藩士のガヤと駆け寄る音

森「赤鬼を討て」

   浪士たちのトキの声

八千代「殿の駕籠を守れ、守るのだ」

水戸浪士①「(叫び)いやぁぁぁ!」

供回り①「つ、柄袋がじゃまで刀が抜けぬ」

   SE 次々と切られる音

供回りの悲鳴と倒れる音

八千代「駕籠の廻りを守れ」

加納「承知つかまつった」

八千代「殿、ご無事でございますか? 殿?」

森「井伊は駕籠じゃ、狙え」

   SE 刀のサヤで殴る音

   森の呻き声

八千代「抜けぬならサヤで戦うまで」

有村「彦根藩士・川西忠左衛門どんとお見受

けいたした。オイは薩州浪人有村次左衛門

でごわす」

八千代「やはり来たか、有村・・・どうあっ

ても刀を退けぬか?」

有村「攘夷は天朝の御意志。掃部守は国賊で

ごわす」

八千代「異国の力には勝てぬのがなぜわから

ぬ?」

有村「オハンとは、あの時の決着がまだでご

あしたな」

八千代「お主とはたたかいとうなかった」

有村「刀を抜くとよか。おいは丸腰のものを

切りもさん」

八千代「これも武家に生まれしさだめか・・・」

   SE 刀を抜く音

八千代「殿には近寄らせぬ」

有村「チェスト!」

   SE 刀がぶつかる音。

八千代「有村、我らは友ではなかったのか?」

有村「申すな、もう昔日のオイではなか。薩

州浪人・有村次左衛門にあるのは攘夷の意

志、それのみでごわす」

八千代「・・・私はお前を」

有村「立ちはだかるなら、オハンも切る」

八千代「・・・有村」

   SE 刀を交える音

八千代「殿のお命は私が守る!」

♪5

   SE 立ち木を打つ音

   有村の息切れ

有村「チェスト!」

八千代「これが噂に聞く、薩摩は示現流の稽

古か」

有村「おはんもいかがでごわす?」

八千代「やめておく。私のような力のないも

のにはむかぬ」

有村「オハン、先のことは考えておりもす

か?」

八千代「先か・・・考えたこともない」

(BGM)

有村「もし、オハンが自由になりもしたら・・・」

八千代「なったら?」

有村「オハンがよければオイは・・・」

八千代「有村・・・私は武士だ、それでよい。

 夢などもう見ぬことにしておるのだ」

有村「八千代殿・・・」

八千代「私は川西忠左衛門だ・・・家を潰す

わけには行かぬ」

有村「・・・すまぬ、忘れてくれ。たわごと

でごわした」

八千代「気にするな、お前という友に出会っ

た、それでよい」

有村「そうでごわしたな、川西殿・・・」

   SE 木刀を構える音

有村「チェスト!」(×4)

   SE 立ち木を討つ音

有村「チェスト!」

♪6

N「まだ黒船来航も知らぬ太平の世のことで

ございました。友として過ぎし日々は帰ら

ざるも、迫り来る悲しき運命も、また知ら

ざる二人。戦いに身を散らせる桜田門はま

だ遠き日々のことにて・・・今宵はここま

でにいたしとうございます」

|

「桜田門外の恋」第一話シナリオ前編

いよいよ始まる、ポッドキャストドラマ・初の大型連続時代劇「桜田門外の恋」

4/11(水)から始まるドラマ「桜田門外の恋」を前に、ドラマシナリオを掲載^^本編前にまずはシナリオで楽しんでみてくださいね~(エラーが出るため、二部に分けました)

第一話 桜田門外の変~回想(前編)

OP音楽

番組案内ナレーション(瑞木)

ドラマ・テーマ音楽

♪1

(BGM)

N「万延元年三月三日のことでございました。

桜田門外にて凶変あり。脱藩水戸藩士によ

り起こされし、大老・井伊直弼の暗殺事件。

明治維新の先がけとも言われた、この政変

を、後の世の人々はこう呼んでおりました。

桜田門外の変なりと」

♪2

   SE 屋敷の門が開く音。

   供回りの者どもの雪を踏む音。

八千代「おのおの方、くれぐれも油断めさ

れるな」

加納「なに、心配無用でござろう、川西

殿。武で鳴らした我ら彦根藩士が水戸の田

舎侍ごときに遅れをとるはずがあるまい」

八千代「だと、いいが」

供回り①「水戸浪士などおそるるに足りん」

加納「その通り」

供回り①「案ずるな、川西どの」

井伊「(オフ)牡丹雪か、三月の節句だという

に・・・何も起こらねばよいがな」

   SE 駕籠の窓を開ける音。

八千代「近頃、水戸浪士による襲撃が噂され

ております。ですが、我ら一同この命に代

えましても殿のお体には触れさせません」

井伊「川西がおるから案じてはおらん」

八千代「もったいないお言葉」

(BGM)

井伊「すまぬな・・・」

八千代「どうかお閉めになってください。お

身体を冷やします」

井伊「川西、わしを恨んでおるか?」

八千代「・・・いえ、まさかそのようなこと」

井伊「母を大事にいたすがよい」

八千代「はい・・・」

   SE 駕籠の窓を閉める音。

♪3

茶店主人「お武家様方、こんな雪の日に登城

の行列見物とは物好きだね。冷えます

から癇でもつけましょうか?」

関「(にこやかに)これはかたじけない」

森「いったか・・・」

関「(厳しい顔で)顔を上げるでない。まだ悟

られてはまずい」

有村「川西忠左衛門がおりもすな」

関「あれが川西か。かなりの手だれと聞く」

有村「・・・アイはオハンがきりもそう」

関「うむ、頼んだ」

   SE 近づいてくる足音

森「参ったぞ」

   SE 鍔口を切る音(柄を握る音)

関「まだまだ。もっと近づけるのだ」

水戸浪士①「・・・あの駕籠に井伊の赤鬼が」

有村「見るがよか。徒士の者どもが刀の柄に

雪よけの袋をつけておりもす」

森「ならば」

関「うむ、好機は我らにあり」

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桜田門外の変-桜田門外の恋データ③-

桜田門外の変

万延元年の三月三日の節句に起きた水戸脱藩浪士による、大老・井伊直弼の暗殺事件。事件が起きた場所は江戸城の桜田門(東京都千代田区)、現在の警視庁の近くです。

事件が起きた背景には、幕府による尊王攘夷派の弾圧がありました。特にオピニオンリーダーであった水戸藩の徳川斉昭(徳川慶喜の実父)は強硬派で知られており、譜代大名からなる老中や幕府との対立は根強いものがあった。しかし、安政の大獄~戊午の蜜勅(井伊直弼の罷免と幕府による攘夷の実行などを命じた)返納を巡って、恭順姿勢の水戸藩上層部に対する過激攘夷派の下級武士たちの怒りが爆発!脱藩して、井伊大老を討つ暴挙に出たのでした。このことに一番驚いたのは水戸藩だったとかw

襲撃側の浪士は以下の通り

水戸浪士

関鉄之介 /岡部三十郎忠吉/稲田重蔵正辰/山口辰之介正/鯉淵要人珍陳/広岡子之次郎則頼/黒沢忠三郎勝算/斎藤監物一徳/佐野竹之助光明/大関和七郎増美/森五六郎直長/蓮田市五郎正実/森山繁之介政徳/海後磋磯之介/杉山弥一郎当人 /広木松之介有良/増子金八

薩摩浪士

有村次左衛門兼清

この中には作戦参謀などもいるので、実際に襲撃参加は十数名でした。守りの彦根藩は総勢五十名はいたのですから、倍する敵と戦って討ち取っているのです。戦闘はわずか五分にもみたなかったとか。 

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彦根藩-桜田門外の恋ファイル2-

彦根藩は近江(現在の滋賀県)の北部を領した三十五万石の大藩。主城であった彦根城は現在の滋賀県の彦根市にありました。藩祖は徳川四天王の一人井伊直正で、家康の甲斐・信濃の領有後は旧・武田家臣を配下に召抱え「井伊の赤備え」として怖れられる。「井伊の赤鬼」の名称はここからきているという説が有力です^^

譜代有力大名の中にあっても、一度も領地がえも行われずに譜代最大の領地を保有。有名な井伊直弼も務めた大老職を五代に渡って就くなど、徳川家中でも名門の家柄でした。幕府の中心勢力だったわけです。しかしながら、桜田門外の変以後は幕政の中枢から外れ、藩論も新政府側につくようになってしまいます。悲しくも戊辰戦争では幕府と戦うことになるのです・・・

今回の「桜田門外の恋」でも取り上げた彦根藩の屋敷は、今で言う東京都の千代田区にありました。そこから江戸城へ登城していたんですね。東京近郊の方はお暇があったら一度散策してみてはいかがでしょうか?

まことに申し訳ありませんが、今週の配信はお休みです。来週の4月4日の水曜日には、「桜田門外の恋」の予告編をお届けします。どうぞお楽しみに^^

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水戸藩-桜田門外の恋ファイル1-

P1000355_1 今日は「桜田門外の恋」に向けて歴史のお勉強w 水戸といえば・・・現在の茨城なんですが、有名なのは納豆と黄門様ですよね~w 水戸藩は紀伊や尾張とならぶ徳川御三家の家柄なのに、なぜか倒幕運動であった尊皇攘夷のリーダーであったわけです。これは当時の尊皇攘夷運動が天皇を高めることで、幕府の権威をあげようという狙いも当初はあったからなのです。

また、水戸藩は他の御三家と違い、二十五万石とは土地がやせていて実質石高はもっと低かった。常に支藩にサポートしてもらわねばならない窮状。御三家のプライドは高いが、金はない。こんな土地に押し込めている幕府への不満もたまっていました。金がない状況を打破するのは教育しかないと、歴代藩主は武士だけでなく農民層にまで教育を施しており尊皇攘夷が水戸全土にひろまったのはこういう背景もあったからなんです^^

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