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井伊直弼-キャラクター③-

井伊直弼

今回のドラマ「桜田門外の恋」で一番の有名人であり、歴史上重大な使命をおびていた江戸幕府の大老。直弼は文化12年(1815)の10月25日、彦根藩第11代藩主であった井伊直中の十四男として生まれています。若い時は他藩の養子候補だったくらいですから、下の藩を継ぐ身分ではありませんでした。ずっと部屋住みの身だったのですが、瓢箪から駒ののような出来事が起こります。藩を継いだ兄の直亮に子がないため、養子となって彦根藩35万石の当主となることに。

彦根藩といえば、徳川家康の四天王の一人井伊直政の子孫にあたります。旧武田家臣を率いた「井伊の赤備え」で有名ですね。彦根藩は譜代大名の筆頭ともされており、また京都守護の密命を帯びていたとも言われています。他藩が京都に上って天皇を担ぎ出す危険を未然に防ぐ、そんな使命も井伊家にはあったようです。

直弼のほかにも何人も大老を出しており、江戸時代に任命された12名の大老の内、実に5人もが井伊家です。直弼が大老に就任したのはその極めて難しい時期でした。彼自身も最初から開明派ではありませんが、外国の脅威が目の前にある以上は諸外国と条約を結んで、いきなり武力侵攻してくることはない状況を作り出すほうを選んだのです。

しかし、頑迷な攘夷派への弾圧が不幸にも「桜田門外の変」を引き起こすことになっていくのです。そのあたりはドラマでも抑えてますので聞いてみてくださいね。直弼はまだ部屋住みの身分だった頃、埋もれ木舎でこんな和歌を残しています。そんな一面もある井伊直弼を賢プロの水内清光さんが力強く演じてくれています。日頃から鍛錬を怠らないすばらしい役者さんです。

「世の中を よそに見つつも うもれ木の 埋もれておらむ 心なき身は」

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